40%の病院でお見舞いのお花禁止!代わりのオススメ贈答品10選

マナー・知識

もし、お見舞いに花を持っていこうとしているなら注意が必要です。一昔前は花瓶に花を挿しているシーンや、花を贈ることが当たり前でしたが、現在ではいろいろな衛生面や管理方法の都合上、最近の病院は「生花」を禁止しているところがあるので、事前に確認することをお勧めします。

どれくらいの病院が生花の持込を禁止しているか

関西では約40%が生花の持込を禁止

 花き卸会社「なにわ花いちば」(大阪市鶴見区)が春から夏にかけて、全国主要7都市の卸売市場の協力を得て377病院を対象に実施した調査では、一般病棟も含め全面的に持ち込み禁止は大阪が44%とトップ、次いで名古屋(39%)、札幌(32%)の順。一方、福岡と広島は病棟を限定しての一部禁止は約4割あるものの、全体を禁止するのは福岡(3%)、広島(4%)と低かった。この地域差について、業界関係者は「朝日新聞で紹介された記事の影響が大きい」と指摘する。

【日本の議論】お見舞いの花 お断り! 大阪の病院44% 「感染症の恐れ」と言うけれど… 
家族や知人の見舞いに行く際に、生花の持ち込みを禁止する病院が増えている。花瓶の水に感染症の原因となる緑膿菌がいる恐れがあるのが主な理由だが、主要都市を対象とした…

まだまだ地域による考え方や、対応には差が大きいです。全国的にはこれからこうした動きが広がってくるものと思われます。

禁止の理由

生花に存在する菌から感染の危険性がある

生花には緑膿菌(りょくのうきん)や「アスペルギルス」といったという常在菌が存在します。これは表面に付着しているだけでなく、花びんに挿していると花びんの中にも広がるため、水交換の度に、菌をばらまいていることになります。

緑膿菌は常在菌と呼ばれ、特別危険視される菌ではありません。我々が日常で生活している上でも常にそばに居るようなものですが、体調を崩していたり、免疫力の落ちている人はそういった常在菌が原因になって、呼吸器感染症、尿路感染症、菌血症や敗血症などを引き起こすこともあります。

入院患者さんの中には、ある程度健康な人も居れば免疫力がかなり低下している人もいますし、この緑膿菌は、消毒液や抗生物質に対する抵抗力が強く、感染を抑制するのが難しいと言われていることから、こういった感染リスクのあるモノは持込が規制されてしまうのも納得です。

健康な人であれば気にする事はないので安心してください。緑膿菌について詳しく知りたい方は下記のリンクをご覧下さい。緑膿菌の詳細

花に対してアレルギーを持つ人もいる

病院内には多くの方がおり、中にはお花に対するアレルギーを持っている人もいます。大きなg病院であれば数百人が入院しているので、他の患者さんの事も考えル必要があります。

もらった後の管理の問題

贈る側はその日に渡してしまえば、それで終わりですが、もらった側はその日に捨てるわけにも行かずしばらくの間ベットの脇に飾ることになります。スタスタ歩くことが出来て、お花の管理が出来る人であればいいのですが、そういった管理が苦手な人だと、花びんの水を数日間替えなかったり、こまめな手入れを怠ったりすることから、水が腐ってしまったりして悪臭の原因になったり、とても不衛生な状況になってしまいます。

多くの場合、こういった管理を看護師さんが善意でやってくれているようですが、一人の看護師さんが数十人の患者さんを見ていることから、全員のお花の管理まではできないという理由もあるようです。

においの問題

生花は良くも悪くも「花のにおい」がします。もらった本人は好きな匂いでも決して万人受けするわけではないということを覚えておきましょう。とくにユリの花などは匂いが強いですが、それ以外のものでも密室では結構においが充満してしまうものです。個室ならまだしも、大部屋であれば特に注意が必要です。

お花に変わるオススメの贈り物(会社編)

会社関係(特に目上の人にはお見舞金はNG)の人など、親しい友人や親類ほど仲良くない方への贈答品は正直無難なモノがいいでしょう。

フルーツならば加工品の方がいい

昔は定番だったかごにもっさりと盛られた「かご盛りフルーツ」ですが、皮をむいたりするのも一手間ですし、それなりの大きさになってしまうので保管場所に困ってしまいます。そのため最近では個包装のゼリーやジュースなどがオススメです。個包装になっていれば食べたいときに、食べたい分だけ開ける事が出来るので、相手にとっても助かります。

夏場で冷凍庫があるならジェラートなども良いでしょう。特に相手が女性の場合は喜ばれる事間違い無しです。

日持ちのする焼き菓子

病院なら小サイズで十分

あまり見栄をはって大きなサイズで豪華に!と思っても、もらった相手は困ってしまいます。だってそんなに食べないですから。小腹が空いたときにちょっと食べれるくらいの小サイズで十分です。病院であれば他の患者さんもいるので、あまり匂いのつよいものなどは控えるようにしましょう。

また、焼き菓子であれば日持ちするので、最悪食べきらなかったとしても、相手方のご家族で食べることも出来るので安心感があります。

自宅療養ならちょっと豪華なものでもOK

相手が自宅で療養中なのであれば、少し物珍しいお菓子でもよいでしょう。都内のちょっと有名どころのお店もいまではネット販売をしているので簡単に取り寄せることができます。相手が結婚している場合には女性ウケするものを選ぶのも一つの手です。笑

ご家族に子どもがいる時には、その子どもにも食べられるようなものだと更に喜ばれます。

無難にタオル(ちょっと良い物を選ぶと◎!)

お見舞い品として贈るタオルは「病を水に流す」という意味から縁起物として考えられています。タオルは消耗品でもあり退院後も長期間にわたって使うこともないので、捨ててもらえるというのもある意味ありがたいです。(ずっと残るモノは人によって好まれないため)

タオルはタオルでも「ガーゼタオル」などすこしこだわったものを贈ると更に喜ばれます。病院でも使う機会が多いタオルなので、ちょっと良い物を使うだけでも良い気分になれること間違い無しです。

こじゃれたアイテム

現在は花の形をした石鹸もでています。コレが意外とオシャレで見た目のインパクトもあります。相手が男性女性問わずウケる一品です。

退院後も形に残るモノはなるべく控えた方がいい

これは完全な主観ですが、中には「入院中の出来事を思い出したくない」という方もいらっしゃいます。「ケガが原因で夢を諦めざるを得なかった」「入院中に良い思い出が全くない」など理由はさまざまですが、良くない時の感情や光景を思い出させるものをそばに置いておきたくない気持ちは皆さん同じです。

お花以外に贈るときは入院中に使い切れるものや形の残らないものを選ぶと良いでしょう。

 

お花に変わるオススメの贈り物(親族や親しい友人編)

ペットボトル飲料(食事制限のない人に限る)

一見すると地味ですが、ペットボトルに入った飲み物は意外と重宝するものです。ある程度健康でスタスタ歩けるような人であれば、喉が渇いたら自分で飲み物を取りに行ったり、飲みに行ったりできます。

しかし、歩くのに不自由していたりする人は枕元にペットボトル飲料があるだけで事足りるので安心できます。それにペットボトルであれば、倒したり落としたりしても安心なのでお子さんやお年寄りにもオススメです。

食べ物(食事制限のない人に限る)

病院で出される食事は味気ないものが多く、そんな時に「ふりかけ」などがあるだけで大分助かるものです。ちなみに国立循環器研究センターをみてみると

当センター病院では臨床栄養部が中心となって、2005年から、塩分が1食2グラム程度、1日合計6グラム未満になる減塩食を入院患者さんに提供しています。

減塩食について | 栄養・食事について | 循環器病について知る | 患者の皆様へ | 国立循環器病研究センター病院
大阪吹田の国立循環器病研究センター病院は、心筋梗塞、脳卒中、高血圧、不整脈、糖尿病、心臓病、心臓手術、心臓血管外科、脳動脈流、心臓カテーテルなどの細やかな医療を実践します。

となっており、一食の塩分が2g以下なので、かなりの薄味だと思ってください。消化器系や循環器系の病気で入院された方へのこういった贈り物は絶対にNGですが、骨折などで入院されている場合や既に元気な方であればある程度は大丈夫でしょう。食事制限の有無などを確認しておくことをオススメします。

意外と喜ばれる日用品

元気な方であればまだしも、入院中は一日中ベットの上で過ごしているため気軽にシャワーに入る事も出来ません。そのため、汗拭きシートや水なしシャンプーなどもかなり喜ばれます。

あとはイヤホンやアイマスク、必要に応じて耳栓などもかなりいいと思います。

イヤホンはテレビを見る際に必要ですが、通常のものだと短いのでコードが2mほどの長めのものだとBESTです。夜寝られないという方であればアイマスクもいいですし、大部屋であれば隣の人のいびきがひどくて寝られないという場合もあるので、状況を聞いてみて贈ってあげるのも喜ばれます。

小説や漫画、ゲームなどの娯楽用品

これはもう鉄板ですね。相手が好きな漫画やゲームを差し入れておけば間違い無いです。漫画は結構場所を取るので、小説などのほうがオススメです。(読むのに時間もかかりますし、いい暇つぶしになります。)

ちなみにゲームは主人公やキャラを育てていくようなRPG系をオススメします。その理由は簡単で

「終わりが無く無限にやっていられるから。」です。笑

もちろんゲームにも好みがありますので、相手の好みに合わせて変えてくださいね。

家族であれば写真もオススメ

入院が長期になればなるほど、家が恋しくなりますし代わり映えのない毎日にうんざりしてしまうものです。元気ならば毎日子ども成長を目に出来ますが、入院期間中はそうも行きません。

そんな方には子どもの写真や、ペットの写真などを贈るのもオススメです。

ちなみに子ども(孫)の写真などであれば、写真の裏に子どもからの直筆でメッセージを書いてもらうとめちゃくちゃ喜ばれます。笑

その他オススメグッズ

季節に応じた暑さ・寒さ対策グッズ

病院内な快適な温度に保たれていますが、若い人や中年の人には少々暑く感じるかもしれません。夏場は卓上扇風機やひんやり素材で出来た枕など、冬場はブランケットや厚手の靴下を贈るといいかもしれません。

ただ、相手の状況によって変わってくるので、一度お見舞に行って状況を見て、話を聞き、必要そうなものを贈りましょう。(この辺は大体家族が手配してしまうので会社の人へ贈ることはすくなそうですが、、、)

ハンドクリームなどのケア用品

病院内は思いの外乾燥しているため、敏感肌や乾燥肌の人であればすぐにカサカサしてしまいます。なので相手が女性ならハンドクリームやリップクリームなどを贈ってあげるのも一つの手です。

まとめ

関西の病院では40%以上が生花の持込を禁止しているとは意外でしたね。時代も変化してきて、だんだんと実用的なものも増えてきたため、お花よりも喜ばれるものが多くなってきた印象もあります。

一番は気持ちが大事ですし、「自分が贈りたいモノ」よりも、「相手がほしいモノ」を考えて選ぶ事が重要です。是非参考にしてみてください。

 

 

 

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