私も何度かありますが怖いのが電車での忘れ物。すぐに気付いてからしっかりと対応すればすぐに見つかりますが、時間が経ってから気付いた時やどこで無くしたか分からない場合とっても焦りますよね。そんな時の対応方法をまとめましたので是非参考にしてみてください!
忘れ物に気付いたら取るべき4つの行動
1、忘れた際の状況を確認・記録する
最も重要なのか捜し物を捜索するための情報です。「いつ、何を、どこで」無くしたのかを確認する必要があります。必ず聞かれるのが、
「何号車か」
「何番ドアのあたりか」
「進行方向向かって左右どちらに忘れたのか」
「何分発の電車か」
「忘れ物・落とし物はなにか」
ということです。この情報を全て正確に伝えることができれば、紛失した駅から行き先の駅に連絡をとり捜索してもらうことができます。情報が正確で他の乗客が持ち去っていなければすぐに見つかると思います。
2、忘れ物センターへの電話よりも駅員に聞いたほうがいい。
忘れ物に気付いた時とっさに思い浮かぶのが「遺失物(忘れ物)センターに電話!!」だと思います。しかし、降車直後に気付いたのならば、まずは駅員に声をかけた方が効率的です。
私の場合は
私「忘れ物をしてしまったのですが、、、」
駅員さん「今の電車ですか?どの辺りだったか確認してあちらの駅員室へどうぞ」
と丁寧に案内してくれました。
3、駅員室で捜索依頼を出す
駅員室(もしくは窓口)に通された後は、できる限り詳細の情報を伝えます。
(この時点ではJRの遺失物のデータベースにはまず登録されていません。すぐに見つかってもそれがデータベースに登録されるまでは半日程度時間がかかるそうです。)
「何号車の何番ドアのあたりで進行方向むかって左の網棚の上に○○という特徴がある××を置き忘れた」というところまで伝えられれば、次の到着駅で比較的すぐに見つかります。
この時点ではJRの遺失物のデータベースには登録されていないことがほとんど。
もし次の駅で見つからなくても、遺失物届けを出すことでちゃんと探してもらえます。
私の場合は優しい駅員さんだったので「今行った電車ならもうすぐ新宿に着くはずなのでそこで捜索してもらうよう手配します」と言ってすぐに手配してもらえました。
(しかし伝えた車両が間違っていてそこでは見つかりませんでしたが、、、)
4、発見の連絡は来ない。自分で問い合わせて確認しかない
終電後に見つかると翌朝に遺失物データとして登録される
データベース上に細かな特徴と共に登録されます。ここで注意したいのが、仮にそれらしきものが発見されても基本的にJRから紛失者に連絡はしていません。
繰り返しますが、なくし物が見つかっても連絡は来ません。
なので、なくした本人が自分で遺失物が届いていないか問合せをする必要があります。
問合せ先:050-2016-1601(JR東日本 忘れ物お問い合わせセンター)
詳細:https://www.jreast.co.jp/info/lost.html
JR側も一日に届く遺失物の数は半端じゃなさそうですよね。その一件ごとに連絡をしていたら死んじゃいますので仕方ないです。
山の手線には終電がない
一般的な電車であればその電車が終点まで到着し車庫に入る際などにしっかりと捜索してもらえます。しかし、山手線は数本を除いて始発から終電まで一日中走り続けています。そのため電車を止められず、どの電車か分からない場合や降車から時間が経ってしまってその電車がいまどこを走っているか不明確な場合には残念ながら終電まで待つしかありません、、、
JR各駅への問合せ電話番号は公表されていない
最寄りの駅に落とし物に関する連絡をしたくなる気持ちはわかりますが、残念ながらそれはできません。落とし物に関する問合せは050-2016-1601(JR東日本 忘れ物お問い合わせセンター)に集約されているため、各駅への電話番号は公表されていないのです。乗降者数の多い駅では電話だけでパンクしてしまうので、仕方ありませんね。
問合せ前に用意した方がいい情報
なくしたモノによって必要な情報が異なります。以下の物応じた内容は最低限用意しておいた方がいいでしょう。
【携帯電話】
事業者名(docomo・au・SoftBankなど)
機種・型番(スマホorガラケー)色、電話番号、ストラップ・カバーの有無【かばん】
形状(手さげ、リュックサック)、材質(布・ビニール製など)、メーカー(ブランド)名、色、特徴、中に入っている物【袋・封筒類】
種類(お土産袋、レジ袋など)、素材(紙・ビニールなど)、色、特徴、中に入っている物【定期券・パスケース・財布】
種類(磁気タイプ・Suica定期など)、氏名、区間、色、特徴(※運転免許証などお名前の分かるものが入っている場合、必ずお伝えください。)
傘や鍵、電子たばこは見つかりにくい
個人のものと特定しにくく、特徴が少ないため探すのはとても困難なようです。しかしながら、なにか特徴となるような刻印がされていたりすると発見される可能性もあるので、諦めずに問合せしてみることをオススメします。
見つかった後の対処
保管先の駅まで一週間以内に取りにいく
忘れ物の保管期限は駅によって異なりますが、概ね1週間程度です。その間に保管されている駅まで実際に出向いて受け取りの手続きを行います。JRでは最寄りの駅まで運んでくれるというサービスは行っていないので、実費を払ってその駅まで取りにいきましょう。(場合によっては自宅まで郵送してくれる場合あり)
本人が行くのがベストですが、代理の人が行く場合は委任状が必要になるようなので注意が必要です。JRが発行している委任状ひな形(印刷利用可)
▼ひな形▼(別画面でPDFが開きます)
JR公式サイト掲載の委任状
▼記入例▼(別画面でPDFが開きます)
JR公式サイト掲載の委任状記入例
一週間取りに行かないと警察署へ移される
山手線の終点(車庫)は大崎駅の事が多いです。そのため、終電後に見つかったものに関しては大崎駅かもっと大きな東京駅・上野駅に集約されて一週間程度保管されます。(各駅によって保存期間が異なるためむずかしい、、、)
しかしここで取りに行けないと、今度は各管轄の警察署へ移されてしまいます。もうこうなってしまうとJRの範疇ではなくなるので、またややこしくなります。
どうしても取りに行けない場合は、自宅に郵送してもらえる場合もあるようです。その場合は問合せセンターでは対応してもらえないので、近くのJRの駅に出向いて手続きをする必要があります。
詳しくは直接問合せてみるのが確実です。
良くある質問:駅に届けられた忘れ物(落し物)を自宅に送ってもらえませんか?
引き取りに必要なのは身分証と印鑑だけ
駅に着いたら駅員室に行き、忘れ物を取りに来た旨を伝えます。場所によっては駅員室とは別の受け取り場所へ案内されるかもしれません。(大崎駅は改札階ではなくホーム上の一角にあります。)
受け取りの手続きに関しては現物を確認し、自分のモノであれば書類にサインをします。その際に本人確認として身分証が必要になるので提示しましょう。印鑑もあればベストですが、私の場合は署名(サイン)でOKでした。
まとめ
なくしたと分かったタイミングで初動がうまくいけば、当日中に発見される可能性もかなり高まります。もしくは当日は見つからなくても、翌日には見つかることがほとんどです。山手線で私がスーツのジャケットを忘れて、それがもどってくるまでの話をまとめた記事も書くので楽しみにしていてください。笑
ついでに、なくし物をする人に役に立ちそうなアイテムを紹介しておきます。
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