布団の湿気・カビ対策5選|フローリングに直接敷くなら要注意

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日本人に根強い人気を誇る布団。今でこそ、ベットが主流になってきているので布団を敷いて寝る人は減ってきています。ちなみに2015年のデータになりますが、当時のデータでは約51%以上が「ベットで寝ている」と回答しており、「床に布団を敷いて寝ている」人の割合は約40%となっています。

寝ているのはベッド?布団?

しかし、日本の人口は1億2千万人なので、4800万人は布団で寝ていることになります。実際に数字にしてみると結構な人数ですよね。そんな人達に是非ともそんでいただきたいのが今回の記事です。

カビが生えやすい原因を理解する

フローリングに敷いた布団には湿気がたまりやすい

皆さん、寝てる間に人間がどれくらいの水分を発散しているかご存じですか?一般的にはコップ一杯分の水分が放出されているといわれています。文字にすると大したことがないように思えますが、実際に毎晩コップ一杯分の水をベットに撒いてみると考えてください。そう考えるとすぐにでも干したくなりませんか?

しかも、冬場ではフローリングと布団の間に発生する結露にも注意しなくてはいけません。寝ている最中の布団内部の温度は一般的に32~34℃に保たれていると言われており、当然ながらフローリングとの温度差が生まれてきます。

そうすると窓に結露が出来るのと同じ原理でフローリングと布団の間に結露が生じてきます。(実際には布団が吸収してしまうので分かりにくいですが、触ってみると湿っているのがわかると思います。)

カビにとってフローリングに敷いた布団は最高の環境

まず、カビの繁殖に最も適した環境は

温度:20℃~40℃
湿度:70%以上
養分:垢や食べかす(木や紙なども養分)

といわれており、布団は寝ている時は32℃~34℃程度に保たれており、フローリングに布団を敷いている場合には結露の発生&人間の寝ている間に発散される水蒸気で湿度も申し分なし&髪の毛や垢などで栄養分もバッチリ!

といった具合に三拍子揃っています。寝ている間の湿度や温度はもうどうしようもないので、起きた後の対応が大切になります。本来であれば、毎日布団を天日干しするのが理想ですが、一人暮らしの社会人ではなかなかそうも行かないのが悩みどころです、、、

カビによる健康被害

カビは菌類の塊であり、それが黒いぽつぽつとして見えるということはそれだけ巨大化してしまったということです。(カビの菌は繁殖しなければ通常目に見えません)

肉眼で見えるまで成長したカビは、人のツメや皮膚を介して体内に入るケースも十分に考えられます。体内に入ると、呼吸器系の疾患を引き起こしたりするので人体にとって良い物とは言えません。

アレルギー疾患を引き起こす可能性もある

近年注目されているペットの毛やホコリなどの「ハウスダストアレルギー」ですが、カビもこのうちの一つです。つまり、発生したカビの胞子を吸い込んだり、カビが皮膚に付着することでアレルギーを引き起こす可能性もあります。睡眠は一生の3分の1を占めると言われています。つまりベットや布団で人生の3分の1を過ごすのです。もしその布団にカビがビッシリ生えていたら、多くの時間を危険にさらされながら眠ることになってしまい、とても衛生的とはいえません。

フローリング直接布団を敷く場合の湿気・カビ対策

湿気・カビ対策は1年を通して必要

湿気が多くカビが発生しやすいのはやはり梅雨どきですが、季節ごとに注意すべき点があるため、梅雨以外にも常に気を付けていなければなりません。(大変ですよね、、、、)

春:朝と昼の気温差が大きい場合が多く、結露が発生しやすい状況
夏:じめじめとした空気に加えて寝汗を多くかくため要注意
秋:春同様に気温差が激しいため結露に注意
冬:室内での加湿が行われ、結露の発生は年間のピークになるため布団の床面に要注意

と、まぁこんな感じで1年中注意が必要になってしまいますので、以下の対策をオススメします。

布団の下にすのこを敷く

すのこを敷くことで、布団と床の間に隙間ができて通気性がアップすることで上手く湿気を逃がしてくれます。最近では、布団を掛けたまま山折りに出来るすのこも販売されており、室内でも布団を干す事ができるので結構役に立ちます。

除湿シートを活用する

布団用の除湿シートがホームセンターなどで市販されていますので、そういったものを使ってみるのも一つの手です。そういったものを買いたくない!節約したい!という方は新聞紙を敷いてみるのも意外と効果的です。ただし、新聞紙は一晩寝たらシナシナになるので、毎回取り替えてください。逆に毎日取り替えられるので衛生的かも?笑

断熱シートで結露を防止

断熱シートを布団とフローリングの間に敷く事で、床と布団の温度差を軽減してくれるので結露の防止に役立ちます。

畳やゴザも湿気を予防してくれる

すのこや除湿シート、断熱シートに比べて多少は厚みがあるため、腰痛の方には向いているかも知れません。「洋室に畳はちょっと。。。」と思う方もいるかもしれませんが、敷いてみると意外と違和感はないものです。

ただ、デメリットを挙げるとすれば「ちょっとお高め。。。」でもまぁ、布団にカビが生えてしまって布団を買い替えるよりかはずっと安いので、どっちを取るかだと思います。

寝るときだけ敷けるタイプの畳もある

ずっと畳を敷いておくのは抵抗がある。という方は寝る時だけ敷けるタイプの畳も販売されているので、そういったものを選ぶとよいでしょう。設置しっぱなしの畳よりも計量でお値段も比較的安価なようです。

カビが発生してしまった時の対処法

カビの発生レベルを確認する

カビが重度の場合と、軽度の場合で対処法が異なりますので、まずはその見極めが大切です。

軽度の場合:クリーニング or 自分で洗う

重度の場合:廃棄する

もともと、布団のクリーニングは布団に染みついてしまった寝汗や皮脂成分、ダニの死骸や糞を取り除いたり「カビが生えないように」また「衛生的に布団を使えるように」行うモノであり、カビが生える前に定期的に行うものであることを覚えておいてください。

そういった状態で放置したまま使い続けると、アレルギー疾患を引き起こしたりと健康被害につながるので中が必要です。

軽度のカビ対処法:クリーニングに出す

一番は地元の信頼出来る布団屋さんに相談掏るのが一番ですが、もう今のご時世地元に布団屋さんがある地域も少ないことでしょう。現在ではネットの普及もあってか、布団のクリーニングを請け負ってくれる業者さんが増えてきました。ネットで検索すれば、家の近くですぐに来てくれる業者さんを探す事ができます。

安さだけで選ぶと痛い目をみる

ネット社会となり、布団のクリーニングと言ってもいろんな業者が参入しています。中には低価格を全面に押しだしている業者もおり、そういった業者では結局十分なサービスが受けられないといったケースもよく有るようです。なので、少し高くでも信頼出来そうな業者を選ぶ事をオススメします。

軽度のカビ対処法:自分でクリーニングする

Cleaning.

下記にご自身でお布団のカビ取りを行う方法をご紹介します。

必要なアイテムと準備

・中性洗剤
・消毒用エタノール
・捨ててもいいタオル×3枚
・バケツ(もしくはそれに匹敵する入れ物)×2
・霧吹き

【カビ取りを行う前の準備】
・バケツ1に洗剤をぬるま湯と混ぜる
・バケツ2にお湯を張っておく
・水で5〜6倍程度に薄めた消毒用エタノールを霧吹きに入れておく

カビ取りの手順

(1)ぬるま湯と混ぜた中性洗剤にタオルを浸してカビの生えた部分をたたく様に拭き取る。
※なるべく強く絞らないと布団に洗剤がつきすぎてしまうので注意
(2)お湯に浸したタオルで、同じ部分を拭き取る。
※カビにより生地が傷んでる可能性があり、注意して拭かないと破ける可能性もあります。
(3)十分に拭き取れたら、霧吹きに入れたエタノールを吹きかけタオルで拭き取る。
※エタノールの掛け過ぎにご注意ください。
(4)可能なら天日干し、難しいようであれば最後にドライヤーでしっかりと乾燥させる。
※乾燥が不完全だとカビが再発します

恐らく自分でクリーニングをしてもカビを完全に取り切ることは困難です。表面のカビは除去できても内部に侵食している場合が多いので、そういった場合にはもう業者に依頼するしかありません。こういった形で自分で対応できるのはホントに軽度のレベルだとお考えください。

重度のカビ対処法:廃棄する

広範囲に広がってしまったカビや、内部の奥の方まで侵食してしまったカビは業者に依頼しても完全にキレイにすることが出来ないケースも多いです。そうした場合には、健康面を考え廃棄せざるを得ません。こういった事にならないよう、定期的なクリーニングと日々の扱いが重要になってきます。

どれだけ高級な布団でもカビは発生する

布団の値段に関わらずカビは発生してしまいます。「高級な布団だからカビの心配はしていない」と言う方がもしいたら、すぐに対策を取った方がいいです。カビが発生し、もう除去のしようがないくらいのレベルになった場合、残念ながら布団を廃棄するしかないため、高級な布団ほどカビが発生した時の代償は大きいです。

まとめ

フローリングに布団を敷いて寝るのは決して悪いことではないです。ただ、ベットで寝るよりも湿気やカビに対する配慮は必要になってくるので、手遅れになる前にシッカリと対策を講じておくことが重要です。

人それぞれいろいろな対策の仕方があると思いますが、

・布団は定期的に天日干しをすること
・出来るだけフローリングに直接布団は敷かない
・すのこや断熱シートなどを敷いた上に布団を敷く

という点を注意してください。手遅れになると廃棄せざるを得なくなってしまうのでそうならないように手入れをしながら長期にわたってお布団を使ってあげてください

お布団でもベットでも、自分に合った形で寝るのが一番ですから。

 

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